2023-07-22

Wavebox返信（7/16) - 2

[プメ小説の感想メッセージをくださった方]

作品を読んでいただき誠にありがとうございます

漫画も小説も基本的には自分の中で一番区切りがいいと感じたところで締めています。
というのももっと明確にオチらしいオチを考えようと思ったこともあったのですが、
どうしてもただ長くダラダラとして締りがなくなってしまうような気がして、
これ以上書いたら締りが悪くなるなと感じたり、明確にオチが思い浮かばないという理由でいつもあのような締めくくり方をしています。
もしかしたら私個人の中で人生で一番影響を受けた作品はどれかと問われればこれかなという小説、というよりも
作者の影響があるかもしれません。
その作者というのは立原えりかという方でして、主に童話を書かれているのですがかなり余韻を残す締めくくり方をしています。
もしかしたら読んでみたら影響受けてそうだなと納得いただけるかもしれません。
気になるようでしたら→「立原えりか作品（電子書籍）https://bookwalker.jp/de3584d950-79a8-4c54-8c0d-f32ea3de5970/」

少なくとも言えることは私がハッピーエンドで末永く幸せに暮らしましためでたしめでたし
のような未来を確定させるような明確な話の締め方が出来ない性分だということです。

名前をあげてくださった小説だけでなく他の作品でもそうですが
ぼんやりとした続きを考えているものと全く考えていないものなどまちまちでして
基本的に続きはご想像にお任せしますというスタンスではあります。

あまり裏話をするのは白けさせてしまうかなという考えがありますが、一つの参考として
以下はもしかしたら想像していたものとは違う、私の中の超大雑把な続き擬きというか粗筋ですので
残念に思ってもいいという気持ちになった時にお読みいただければと思います。

---------
「箱を～」に関しては少年ガロとクレイはすぐには一緒に暮らさない、しばらくはイグニスが面倒を見る（押し付けられる）形になるだろう
というところまでは考えていました。
というのもクレイは現状罪人で本来収監されている身であり、外に出ているのも一時的なものでしかないからです。
ですので結局イグニスが押し付けられる形になるというこの作中一番の苦労人というかクレイにいいように使われてる人になってしまいました。
ただベビーシッターとしてリオ君が一番面倒を見てくれそうだというところまでは妄想してました。
クレイとガロはすぐにとはいかずとももしかしたら一緒に暮らせるようになる可能性もあるかもしれませんが
少なくともあの直後ではクレイとガロが一緒に暮らすことはないでしょう。
ただ少年ガロが並行世界から連れてきたという異質な存在なのでメンタルケアのためにも元の世界のクレイよりも
ガロと会う頻度は多く、穏やかな時間を過ごせているかもしれません。

「Here after」については続きは考えていないわけでもなかったと思いますが
とはいえ書いたのがだいぶ前なので当時何を考えていたかまではあまり覚えてないというのが正直なところでもあります
ですが今続きを漠然と浮かべてみても喧嘩しながらも死ぬ日まで一緒に居るんだろうなと思います。
未開の地で人里から離れた場所での二人暮らしなので未知の病にかかる場合もあれば不慮の事故にあってしまう可能性もゼロではありません。
それでもなんだかんだどちらかが息を引き取るまでは一緒に暮らし続けるのではないかと。

また「Here after」は小説だからこそ書けた話でして、
ガロらしき青年については一切なんとなくガロっぽいようにしつつもガロではない人として書いてました。
作中において誰も青年がガロだという断定はできないんです。
実のところリオもプロメアを介してクレイと繋がってしまっているせいで半分クレイに感化されてしまっている状態であり
その先入観が青年をガロだと思い込ませてしまっています。
青年自身はガロという人間を一切知りえませんし、突然現れた謎の零体にそうだと言われたところで確信を得られるものではないでしょう
青年にガロの記憶らしきものが見えるのも実はリオの干渉による影響だったりします
ですので青年の顔がガロに似ているかどうか思い込んでいるのは
実質クレイだけであり、クレイだけがガロの幻影に囚われているだけなんです。
青年が本当にガロの生まれ変わりかどうかなんて知るすべは誰にもなく
ただ彼をそうだと勝手に断定付けるかしないかというただそれだけの話だったりします。

----------

以上が大体考えていたことだったと思います。
長々とした文章にお付き合いいただき有難うございました。

2023-07-22

Wavebox返信（7/16) - 1

[ﾌﾟﾒ漫画「他人の空似」についてメッセージをくださった方]

https://wavebox.me/box/reply/21225815/

メッセージありがとうございます。
自己満足で描いているものですので面白いかどうか自分では判断しかねるので
感想をいただけて嬉しいです。

「他人の空似」についてですが、カップリング表記をしなかったのは書き忘れではなく
別に二人が出来てるという話ではないという意味でもありました
読んだ方が意図をくみ取ってくれるとは考えてはいないので、
人によっては不快に感じた方もいたかもしれませんが、その批判も甘んじて受けるという気持ちもありました。

この場を借りてネタ晴らしをさせてもらうと恋人つなぎしていたのは
悪ふざけとある意味でのガロからクレイへの意趣返しが含まれている行動でした。
たまには外に出てほしいガロと、多少イメージチェンジをしているとはいえ気付く人は気付くので
犯罪者が堂々と白昼を歩くべきではないというクレイとの攻防の末
ゲイカップル装って犬も食わない雰囲気でも醸し出して堂々としていればそうそう人の顔をじろじろ見る輩もいないだろうという
安直な計画とコイントスの賭けの結果で、それを偶然にも二人に目撃されてしまい、そのすべてを白状させられて説教を食らうというオチでした。
ただリオのガチ説教から本当に付き合ったらどうだとかなんとか言われて本気で悩んだりするかもしれなかったりかいかもしれなかったり
というのはご想像にお任せします。

変装リオ君とアイナちゃんはお気に入りだったので気に入っていただけて良かったです。